注意欠陥障害があり一つの職場で長く続かないとお困りの方がご相談にいらっしゃいました。
性別:女性
傷病名:注意欠陥障害
年齢:40代
就労状況:就労中
相談者のお困りごと・面談時の状況
心療内科で注意欠陥障害と診断されました。障害者手帳の交付は受けたことが無く、また障害者枠で働いたこともありませんが、様々な職場で上司や同僚からの指示をうまく把握できなかったり、注意散漫でミスをすることが多く職を転々としています。
現在はパートタイマーで勤務をしてはいますが、生活に困っている部分もあり障害年金が受給できるのであれば申請したいと考え相談に来ました。
社労士による見解アドバイス
詳しくお話を伺ったところ、仕事の指示をすぐに忘れたり、逆に指示されていないことを良かれと思って勝手に行ってしまうなどのことをどの職場でも頻繁に繰り返し、結果的に退職を促されることが多かったとのことでした。
日常生活の部分については、ご家族と暮らしているものの、ある程度の事はひとりで問題なくこなしているご様子でした。
現在のお仕事に関して更に伺うと、たまに注意を受けることはあるものの、大きな問題はなく続けられているとのことでした。
それらを踏まえ、年金受給の可能性については、現時点ではかなり低いと思う旨を正直にお伝えしました。
ご相談者さまは、今後の障害年金の申請については、主治医の先生ともお話しして判断なさるとのことでした。