長岡市:人工関節置換術を受けた方から相談を受けました。
性別:男性
傷病名:人工関節
年齢:30代
就労状況:就労中
地域:長岡市
相談者のお困りごと・面談時の状況
5年ほど前に不調を感じて内科を受診したところ多発性筋炎と診断され、総合病院の受診を勧められました。
総合病院の治療ではステロイド剤の大量投与を受けていました。3年ほど前に脚に痛みを感じるようになり整形外科を受診したところ大腿骨頭壊死症と診断を受けました。その際に主治医の先生からステロイド剤の大量投与が原因の可能性が高いと言われました。
最近では大腿骨頭壊死症の為、人工関節置換の手術を受けました。
人工関節の手術を受けた人は障害年金の対象になると聞き、申請したいと思い相談にきました。
社労士による見解アドバイス
人工関節の置換手術を受けた方は、原則として障害等級3級に認定されます。障害等級3級の支給が受けられるのは、初診日に厚生年金または共済年金に加入していた方が対象となります。
今回の相談者様の場合、初診日は多発性筋炎で初めて医療機関を受診した日である可能性が高いと思われます。なぜその日が初診日になる可能性が高いかというと、障害年金の対象となる障害の原因となった傷病で初めて医療機関を受診した日が初診日と見なされるからです。
また、今回初診日となる可能性が高い日には厚生年金に加入されていたので、初診日が認められれば原則として障害年金の3級を受給できる可能性が高いです。
相談者様にその旨お話しをして、申請のお手伝いをさせていただくことになりました。