長岡市:発達障害で申請をしたものの不支給ななってしまった方から相談を受けました。
性別:女性
傷病名:発達障害
年齢:40代
就労状況:無職
地域:長岡市
相談者のお困りごと・面談時の状況
ご自身で申請をしたところ、不支給になってしまったそうです。
申請した当時の主治医の先生は転勤で別の病院に異動されており、現在は別の先生が主治医をされているそうです。
現在の主治医の先生からは、再度の申請を進められているそうですが、実際に再度申請した場合に、受給できる可能がどれくらいあるのかを知りたいということで相談にいらっしゃいました。
社労士による見解アドバイス
今回の申請で審査機関に提出した資料を見せていただきました。
精神の障害で申請をされていましたが、診断名に「強迫性障害」と記載されていました。「強迫性障害」は原則として障害年金の対象とはなりません。(例外的に対象となる場合もありますが、今回は説明を割愛します。)他の書類も確認させていただいたところ、不支給となったのは診断名が障害年金の対象外だったという理由の可能性が高いと思われました。
現在の主治医の先生からは、再度の障害年金の申請も勧められているとのことでしたが、もし診断書を書くとしたら診断名は「発達障害」になると言われたそうです。ちなみに、「発達障害」であれば、原則として障害年金の対象症となります。
それらのご事情もふまえ、現在の日常生活の状況について詳しく伺ったところ、障害年金受給の可能性は低くはないように思われました。
相談者様にその旨と申請する価値は十分にあると思うことをお伝えしたところ、「障害年金を申請して受給したい気持ちは強いが、改めて申請をしてまた不支給になることを考えると強い恐怖を感じるので、もう少し自分の気持ちの整理を付けてからどうするか結論を出したい」とお返事をいただきました。
もし、申請をする場合は改めてご連絡をいただくことになりました。