長岡市:うつ病で休職中の方から相談を受けました。
性別:女性
傷病名:うつ病
年齢:20代
就労状況:休職中
地域:長岡市
相談者のお困りごと・面談時の状況
会社の部署異動をきっかけに、慣れない業務をしなければならなくなりました。もともと他の人よりも仕事の処理速度が遅かったこともあり、早朝から深夜まで働いても仕事が終わらない状態が続きました。
仕事だけでなく、日常生活のことも次第になにも出来なくなったのをきっかけに精神科を受診し、現在は主治医の指示で休職中です。
来月退職予定なので、今後のことを考えて障害年金を受給できる可能性があるのなら申請をしたいと考えています。
社労士による見解アドバイス
相談にいらっしゃったご家族の方からご本人様の日常生活の様子等を詳しく伺ったところ、就労にも日常生活にもできることに多くの制限があってとてもお困りであることが分かりました。
ご本人様は正社員として会社で厚生年金に加入している期間に初めて精神科を受診されていました。初診日が厚生年金期間である方は、障害等級の3級以上に該当すると障害年金の支給を受けられるようになります。「労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの」が障害年金3級の目安です。日常生活や就労の観点から、受給の可能性は十分にあるように思われました。
また、初診日から1年6か月を経過した日を障害認定日と言い、障害認定日が到来すると障害年金の申請をすることが出来ます。相談にいらっしゃったときは、あと数日で障害認定日がやってくる頃でした。
それらを踏まえ、すぐにでも障害年金の申請準備を始めてもよいと思いますとお伝えしました。