長岡市:高校生の頃から発達障害で精神科に通院されていた方が障害基礎年金2級に決定したケース
性別 :女性
傷病名 :発達障害・軽度知的障害
年齢 :20代
就労状況:無職
地域:長岡市
相談者のお困りごと・面談時の状況
高校生頃から不登校になり、精神科にも通い始めました。以降継続的に精神科の受診を続けています。
この度、支援者の勧めもあり障害年金の申請を考えるようになりました。
受給の可能性や、申請にあたり必要なことを相談したいと思います。
社労士による見解アドバイス
相談には相談者様ご本人と支援者の方がいらっしゃいました。
相談者様が障害年金の申請に関係する症状で初めて医療機関を受診したのが20歳未満の時だったので、申請する障害年金の種類は障害基礎年金です。そのため、相談者様が障害年金を受診するためには障害等級1級又は2級に認定される必要がありました。
日常生活の状況などを詳しく伺ったところ、障害等級2級に該当する可能性が高いと思われました。また、障害認定日(今回の相談者さまの場合は20歳の誕生日の前日)の前後3ケ月以内に医療機関を受診されていたので、過去に遡っての請求(遡及請求)が出来る可能性が高いこともわかりました。
相談者さまと支援者様の意思を確認した上で、申請のお手伝いをさせていただくことになりました。
受任までに行ったこと
初めて受診した(初診日)医療機関と障害認定日頃に受診していた医療機関、現在の医療機関がすべて別のと頃でした。
それぞれに初診日を証明する書類や診断書の作成を依頼しました。
また、病歴・就労状況等申立書については、相談者さまが詳細にまとめてくださっていたのでそれを参考に、特に現在の障害状態に関係すると思われる重要な部分を書いていきました。
結果的に、障害認定日からの遡及請求が認めらました。
結果
女性(20代/無職)
傷病名:発達障害、軽度知的障害
額改定後の等級と年金額
等級:障害基礎年金2級
年金額:約80万円+遡及の一時金として約230万円