長岡市:くも膜出血による肢体麻痺で申請し障害厚生年金2級に認定されたケース
性別:男性
傷病名:くも膜下出血
年齢:50代
就労状況:休職中
相談者のお困りごと・面談時の状況
1年半ほど前にくも膜下出血を発症し、後遺症として肢体麻痺とてんかん発作が出るようになりました。傷病手当金の支給期間が終わるタイミングで障害年金の申請をするため、ちょうど主治医の先生から完成した診断書を受け取ったところです。仕事や家族のことで忙しく、自分たちで病歴就労状況等申立書を書いたり、必要な書類を調べて申請まで行うことが難しいと感じています。できるだけ早く申請を行いたいと思っているので、申請のサポート依頼を考えています。
社労士による見解アドバイス
結論として、申請のサポートをさせていただくことになりました。現在の状況を伺ったうえで、出来上がった診断書を確認させていただくと、日常生活の困りごとについて先生にお伝えしきれていないため診断書に反映していない部分があるように思われました。サポート依頼をいただいてから、まずは主治医の先生宛に現状の困りごとをまとめたお手紙を付けて、必要な部分については追記等頂けるように依頼を行いました。また、同時進行で病歴・就労状況等申立書の作成を進めることになりました。
受任までに行ったこと
病院から修正された診断書が届くまでの間に「病歴・就労状況等申立書」の作成を行いました。「病歴・就労状況等申立書」は発症した頃から現在までの受診歴や就労状況、日常生活状況などを3~5年ごとの期間に区切って記載していく書類です。病院が作成した診断書との整合性を確かめながら作成することがポイントです。
今回は原因となったくも膜下出血と退院後に発症した症候性てんかんについて分けて作成し、受給申請時の資料とし、全て書類が整った段階で相談者様とご家族から確認いただいた後提出しました。
結果
男性(50代/無職)
傷病名:くも膜下出血、症候性てんかん
決定した年金額と等級:障害厚生年金2級
受給決定額:遡及7カ月分(一時金約120
万円)
年額約210万円