上越市:障害者雇用で就労中の方から障害年金の申請について相談をうけました
性別:男性
傷病名:発達障害
年齢:30代
就労状況:障害者雇用
相談者のお困りごと・面談時の状況
一般企業に勤めていた時に、同僚と比べて仕事がうまくいかずに上司から叱られることが多く、落ち込みがちになっていたそうです。当時の会社の人の勧めで精神科を受診し検査を受けたところ発達障害の診断を受けたという事でした。現在は障害者雇用で周囲の理解を得ながら働くことができるようになっていらっしゃいました。同僚から障害年金のことを聞き、申請できるのであれば手続きをしたいという事で相談をいただきました。
社労士による見解アドバイス
初めて精神科を受診するまでの経緯や、現在までの就労状況、日常生活でのお困りごとを詳しくお話しいただきました。この方は、初診日に厚生年金に加入していたので、障害等級が3級以上に認定されれば障害年金を受給することが出来ます。伺ったお話をもとに障害年金の認定基準に照らし合わせると、3級か2級に該当する可能性が高いと思われました。相談者様はもともと申請を希望されていたこともあり、申請サポートをさせていただくことになりました。
受任までに行ったこと
他の方の申請と同じように、初診日の医療機関に初診証明書(受診状況等証明書)の作成依頼を行ったり、受診中の医療機関に診断書の依頼を行いました。
障害年金の書類を申請した後に、審査機関から何度も追加資料の提出依頼等がありましたが、都度申請者様にご協力いただき申請を進めていくことが出来ました。
実は障害年金の申請では、今回のように、申請書類を提出した後に審査機関から追加資料の提出を求められることが少なくありません。
申請者様にご協力いただくことで、スムーズに対応することができました。
結果
男性(30代/就労中)
名:発達障害/神経発達症
決定した年金額と等級:障害厚生年金2級
受給決定額:年額約120万円
一時金として遡及5年間分で約580万円