長岡市:数年前にご自身で申請して不支給になった方が再申請して障害基礎年金2級に認定されたケース
性別:女性
傷病名:自閉スペクトラム症
年齢:30代
就労状況:無職
相談者のお困りごと・面談時の状況
5年ほど前に自分たちで障害年金の申請をしたところ不支給となりました。その後審査請求を行いましたが、決定は覆りませんでした。
審査請求まで自分たちで手続きしたときはとても大変だったこともあり、その後再度の申請までは考えられない状態でした。
少し時間がたったので、改めて申請できないか相談したいと思っています。
社労士による見解アドバイス
相談にいらっしゃった際に、障害年金申請時の診断書のコピーや審査請求の審査内容が書かれた書類を確認させていただきました。
また、相談者様の現在の日常生活の状況やお困りごとについて具体的に伺いました。
現在の実態としては、障害等級に該当するように思われたので、その旨お伝えしました。
相談者様としては、「再度の申請なので、慎重に進めたい」というご希望があり、私たちで申請をサポートさせていただくことになりました。
受任までに行ったこと
前回は不支給決定だったとのことでしたので、改めて当時の資料を確認のうえ、必要な書類の再取得を行いました。同じ傷病・同じ初診日で障害年金の受給申請を再度行う場合は「障害年金前回請求時の初診日証明書類の利用希望申出書」を提出するところではありますが、前回申請から5年以上経過していたので、改めて「受診状況等証明書」を取得しました。ちなみに「障害年金前回請求時の初診日証明書類の利用希望申出書」を提出して用いることができる初診日証明書類は①平成29年度以降に作成され、かつ、②この申出書の提出日から5年以内に提出された初診日証明書類に限られます。
今回、診断書を作成いただく医師に対しては、申請者様が前回の申請時よりも日常生活での困りごとが多くなっていることがわかるように参考資料を作成し、診断書依頼書類と一緒にお渡ししました。
書類が一式揃った時点で申請者ご本人とご家族からもご確認いただき、提出しました。
【新潟市や佐渡市など遠方の方もウェブでのご相談、受給実績あり。ぜひお気軽にご相談ください】
結果
女性(30代/無職)
傷病名:発達障害
決定した年金額と等級:障害基礎年金2級
受給決定額:年額約81万円