十日町市:脳出血により障害基礎年金1級が認められたケース
相談者のお困りごと・面談時の状況
申請者のお子様から、LINEでご相談を頂きました。数年前に脳梗塞を発症され、寝たきりの状態となってしまったそうです。現在は施設に入居され、常時介護を受けながら生活されていました。ご家族は皆様働いておられ、障害年金を申請する時間的余裕がないまま長い時間が経過してしまった、ということでした。
社労士による見解アドバイス
介護施設に入居中ですと、一言で「病院を受診する」、「診断書を書いてもらう」といっても、どのような手順で進めればよいか迷う場合があります。今回のケースでは、施設の巡回診療医への診断書作成依頼、新たな病院を予約し受診する際の送迎等、施設の担当者の方が大いに協力して下さいました。施設の方に事情を伝え、自己でやるべきこと、施設に頼めることを整理しながら進めることが大切です。
受任までに行ったこと
8年ほど前に脳梗塞を発症され、すぐに現在の要介護状態となってしまったそうです。遡及請求の可能性を追求しましたが、どうしても障害認定日当時の診断書を取得することができなかったため、途中で申請方法を事後重症請求に切り替えました。
診断書については、介護施設の巡回診療医に、「肢体障害」と「咀嚼・嚥下・言語障害」の二種類の診断書を作成してもらう予定でしたが、「”肢体障害”については専門外のため作成できない」と断られてしまいました。従って、「肢体障害」については新たに介護施設の近くにある総合病院を受診し、診断書を作成してもらいました。
結果
障害基礎年金1級の受給が決定しました。