長岡市:成人後に判明した軽度知的障害で障害基礎年金2級が決定しました
性別:女性
傷病名:軽度知的障害
年齢:20代
就労状況:無職
相談者のお困りごと・面談時の状況
小学生のころから「てんかん」の発作が起きるようになり、継続的に通院していました。治療によって「てんかん」の発作は抑えられるようになり、高校卒業後からは働き始めましたが、仕事が覚えられない、指示通りに動けないなどで短期間での離職を繰り返しました。現在は、自宅で寝込んでいることの方が多く、自分で食事を食べることが出来ないこともあります。将来に対して不安も大きく、障害年金の支給対象にならないか相談したいです。
社労士による見解アドバイス
現在は、病院には通っていないとのことでした。障害年金の申請をするためには、医師の診断を受けて診断書を作ってもらう必要があります。まずは、病院を探して受診することをお勧めしました。 その後、相談者さまは内科や脳神経外科等を受診されましたが、最終的に精神科で継続的な治療を受けることになりました。主治医の先生からは、しばらく通院して状態を把握してから障害年金の診断書を書いて下さるこということでした。
受任までに行ったこと
障害年金の申請には、「病歴・就労状況等申立書」という書類を作成する必要があります。これは、初診日ころから現在までを1~5年ごとに区切って、その期間ごとに社会生活や通院や治療状況、就労状況等について記載していく書類です。 軽度知的障害の方に関しては、初診日=出生日と見なされるので、この「病歴・就労状況等申立書」は出生時から現在までを書いていくことが必要です。無料相談の際には聞取りをしきれなかった部分について、お母さまと何度かやり取りをして、確認していただきながら完成をさせてい行きました。
結果
女性(20代/無職)
傷病名:軽度知的障害
決定した年金額と等級:障害基礎年金2級
受給決定額:年額795,000円