社労士に依頼するメリット

社会保険労務士（社労士）とは？

社会保険労務士は、日本の法律制度において社会保障や労働に関する専門知識を持つプロフェッショナルであり、「公的年金に関する唯一の国家資格者」です。
日本の社会保険労働法令に関する知識とスキルを証明するために、国家試験に合格し、厚生労働大臣から認定された資格を持つ人です。

「障害年金に特化した社会保険労務士」に障害年金の申請代行を依頼するメリット5つ

1:「法令に関する専門知識」と「障害年金の豊富な事例」を持っている

社会保険労務士は、社会保険労働法令に関する専門知識を持っています。これに加え、障害年金に特化した社会保険労務士の大きな特徴は、障害年金に関する豊富な事例を持ち合わせていることです。事例は、過去のケースでどのような基準や要件が適用され、どのように判断されたかを示す、非常に重要な指針となります。これら法的要件と事例の両面から、申請者お一人お一人の状況に応じて、あらゆる可能性や選択肢を検討し、最適な申請プロセスを立案します。

2：「障害認定基準」や「審査のポイント」を把握したうえで申請準備を進めることができる

障害年金に特化した社会保険労務士が行うのは、「必要書類の枚数を揃えること」だけではありません。
「証明すべき内容」や「審査のポイント」を事前に把握し、それらに基づいて適切な証拠を提出するためのサポートを行います。
※診断書や受診状況等証明書は、医師が医学的な専門知識と経験に基づいてのみ作成することのできる「医証」です。社会保険労務士が医師に対して、記載内容を指定したり、事実と異なる証明を求めたりすることはできません。

3：申請プロセス中に発生した問題や質問に対して、適切なサポートが受けられる

多くのケースで、障害年金の申請準備～審査中には様々な問題が発生します。障害年金に特化した社会保険労務士は、予期せぬ問題が発生した場合でも、専門知識や事例、経験をもとに検討し、できる限りの対策案を提示します。

4：申請にかかる時間と労力、ストレスを軽減することができる

障害年金の申請には、証明書類の取得、病歴・就労状況等申立書や裁定請求書の作成、証拠書類の収集など、申請者の状況に応じて様々なプロセスがあります。障害をお持ちの当事者や多忙なご家族が自ら申請を行う場合、「必要な書類を揃える」ことで手一杯で、「内容」は二の次になりがちです。社会保険労務士が代行することで、申請プロセスの大部分を手放すことができ、申請にかかる時間と労力、ストレスを軽減することができます。

5：社会保険労務士には法的責任があり、信頼性が高い

社会保険労務士は、申請者の権利を守り、法的なアドバイスや申請代行を提供することに対して法的責任を負っています。さらに、社会保険労務士には守秘義務が課せられており、相談者や依頼者から提供された情報は、機密として固く守られます。
※受給をお約束するものではありません。

まとめ

障害年金は国が定める公的年金ですので、「自分の力で申請する」という選択肢も勿論あります。
ただしその場合も、「申請（＝書類の提出）」がゴールではないことを念頭に置く必要があります。
かけられるコスト、必要な情報や書類を集める時間と労力が確保できるかどうか、障害の程度、申請内容の複雑さ等を総合的にみて、申請方法を決定することが大切です。