不支給決定の通知を受け取った方から相談を受けました。
性別:男性
傷病名:うつ病
年齢:40代
就労状況:就労中
相談者のお困りごと・面談時の状況
年金事務所の職員さんやケースワーカーさんに手伝ってもらいながらご自身で申請を行ったそうです。
その結果、つい最近、不支給決定の通知が届いたとのことでした。
相談者様は、現在、仕事に関してもフルタイムで働ける状態ではなく、今後の生活について不安を感じていらっしゃいました。
今後どうすればいいのか相談したいという事で、面談にお越しくださいました。
社労士による見解アドバイス
不支給決定を受け取った後に、どのような対応を取るかは大きく3つに分かれます。
一つ目は、「審査請求」を行うこと、二つ目は、「不支給決定」を受け入れて申請を終了すること、3つ目は今回の「不支給決定」を受け入れて、また新たに1から申請をしなおすことです。
どのような対応を取るのがよいのかは、不支給決定の理由や相談者様の現在の障害状態、そして相談者様の意思によるところが大きくあります。
今回の面談では、相談者様の不支給決定の通知書と、申請時に提出した書類一式の控えを確認させていただきました。
不支給決定の理由や審査内容は妥当であると思いました。従って、「『審査請求』をしても審査内容が覆る可能性は極めて低いと思います」とお伝えしました。
一方で、相談者様の現在の様子を詳しく伺うと、障害等級3級に該当する可能性があるように思いましたので「1から申請をし直した場合には、受給できる可能性があると思います」とも伝えしました。
併せて、改めて申請をする場合、書類作成のポイントや当社でお手伝いできることついてお話させていただきました。